前立腺がん

イソフラボンは前立腺がんの予防に役立つ?

「前立腺」とは、男性にだけ存在する臓器です。
膀胱の下あたりに存在する栗の実程度の臓器で、まだよくわかっていないはたらきも多くなります。
わかっているはたらきとしては、前立腺液を分泌し、精子を助ける役割をするということです。
この前立腺のはたらきは、男性ホルモンのアンドロゲンによって管理されています。

この前立腺のがんに、イソフラボンが効果的なのです。
イソフラボンをほとんど摂取しない人に比べて、日常的に摂取した人の方が、前立腺がんになる確率が低くなることがわかっています。
また、前立腺の中でだけとどまり、他の部位にはまだ広がっていない限局がんについては、その進行を遅らせてくれる働きもあることが各研究によって明らかにされています。
もともと、日本人は欧米人に比べて前立腺がんの発症率は低くなっています。
これは、昔からの日本食に味噌、しょう油、納豆、豆腐など、大豆製品が多く使われていることと無関係ではないでしょう。
しかし、近年は食生活や生活スタイルも欧米化してきています。
このため、前立腺がんについても発症率は昔に比べて増加してしまっています。
前立腺がんの予防のためには、昔からの日本食を見直し、日常的に大豆製品を摂取するのが大切と言えますね。

イソフラボンの中には、女性ホルモンのエストロゲンとよく似た成分が含まれていることは有名です。
話題になり、イソフラボンを使用した食料品やサプリメントなどといった商品も数多く生産されています。
しかし、イソフラボンンは女性ホルモンだけでなく、男性ホルモンに関してもその働きを調整してくれるのです。
男性ホルモンのアンドロゲンには、男性らしい身体を作るため、筋肉の増強や、体毛の増加、声変わりなどを行う作用があります。
このアンドロゲンの血中濃度を安定させてくれる働きによって、イソフラボンが活躍してくれます。
女性も男性も、普段からしっかりとイソフラボンを摂取し、健康な身体を維持していきましょう。